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〜精神世界とは〜

全国のコーヒーファンの皆様

おはこんばんにちは

Makotoです

1〜2ヶ月ほど前にいきなり現在京都に住む小学からの旧友(以後A君とする)がお店を訪ねてくれました。

成人式以来実に10年ぶりの再会でした。

その日は
お父様とご来店されて
お〜久しぶりじゃんか!から他愛もない会話をしてまた来るわ!の流れで別れ

それから1月ほど経ってまた来た時は
お母様とお父様とAの3人で来店してくれたのですが

どうやらお母様は病気であまり体調がすぐれない様子でした。

その時Aの帰省の理由を色々と悟りました。

そして今日またAがお父さんと二人で来店。

今日お母様が一緒に来なかった時点で
これはまさかと嫌な胸騒ぎがしましたが

こういう状態の時にどうすれば良いのかわからず(正解なんてないと思いますが)

普段どおり接しようと思い

私「また帰ってきたんだね!」
A「そうなんだよ〜相変わらず美味しいコーヒーだね」

という他愛もない会話をしていたら
唐突にAのお父さんが
「こちらは持ち帰りはやっておりますか?妻に飲ませたくて」

この言葉を聞いて
あ、お母さん元気なんだと思い安心して

私「お母さんどうしてました?元気です?」

と聞くと

A「実は、先週母が亡くなったんだ」

瞬間的に状況を飲み込めず唖然としていると

お父様が
「妻がここのコーヒーがすごく好きでね、闘病中もずっと飲みたいと言っていたんだ。だから妻に買っていって(供えて)やろうと思ってさ」

ショックでした。

Aは医者をしているのですがおそらく心の中でお母様を見ていて色々な気持ちがずっとあったと思います。

そういうのも含めて全てが辛かっただろうと

それと同時に自分の中で複雑な感情が爆発していました。

おそらく言葉で表すなら近いのは「刹那」という感じだと思います。

うちの店のコーヒーが誰かの役に立ち
希望を与え
団欒のひと時を彩る

そんな瞬間をこの世界に一瞬でも残せた
2度と来ないその瞬間に出会えて嬉しかった

天国でも飲みたいコーヒーって言ってくれる人が一人でもいるなら

世界で一番のコーヒー屋を目指そう。

ありがとう、安らかにお休みください

Aのお母さん

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